《ドル・円》円高トレンドの主役は日銀より米金利 山本雅文
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円相場に対する日銀の影響力が低下している。日銀は10月31日の金融政策決定会合で長短金利操作(YCC)を再修正し、インフレ率予測も上方修正。金融政策の正常化に一歩近づき、10年金利は1%に迫ったが、ドル・円相場は一時1ドル=151円72銭まで円安が進んだ。
ただし米連邦準備制度理事会(FRB)は11月1日まで開いた連邦公開市場委員会で利上げに前向きな姿勢を示さず、米10年金利は大幅に…
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週刊エコノミスト
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