新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

国際・政治 世界経済総予測2024

インタビュー全文掲載「骨太のエネルギー政策示せ」今井尚哉・キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

 安倍晋三元首相の側近で、40年以上にわたりエネルギー政策を立案した首相官邸のキーパーソンに中東政策などを聞いた。その全文を掲載します。(聞き手=中西拓司/浜田健太郎/濱條元保・編集部)

―― イスラエルとハマスの武力衝突をどうみているか?

■イスラエルとパレスチナによる「2国家共存」は非常に難しいが、これしか問題解決の道はない。ガザの病院では赤ちゃんが施設の燃料切れで生命の危機にさらされているが、日本政府はどれだけの外交努力をしているのか。中東問題に関して、やや傍観気味になっていないか。故安倍晋三首相なら居ても立ってもいられず、あらゆる各国首脳に電話していたのではないか。日本は、命を何よりも重視する平和人道外交など独自の政策がある。日本ならではの外交をできているか問うてほしい。

残り3217文字(全文3559文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事