インタビュー全文掲載「骨太のエネルギー政策示せ」今井尚哉・キヤノングローバル戦略研究所研究主幹
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安倍晋三元首相の側近で、40年以上にわたりエネルギー政策を立案した首相官邸のキーパーソンに中東政策などを聞いた。その全文を掲載します。(聞き手=中西拓司/浜田健太郎/濱條元保・編集部)
―― イスラエルとハマスの武力衝突をどうみているか?
■イスラエルとパレスチナによる「2国家共存」は非常に難しいが、これしか問題解決の道はない。ガザの病院では赤ちゃんが施設の燃料切れで生命の危機にさらされているが、日本政府はどれだけの外交努力をしているのか。中東問題に関して、やや傍観気味になっていないか。故安倍晋三首相なら居ても立ってもいられず、あらゆる各国首脳に電話していたのではないか。日本は、命を何よりも重視する平和人道外交など独自の政策がある。日本ならではの外交をできているか問うてほしい。
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週刊エコノミスト
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