マンション解体費の国交省調査が業界に波紋
有料記事
国土交通省は分譲マンションの解体費について、実態調査に乗り出す方針だ。老朽化や管理不全のマンションが今後、さらに増加するのを見据え、解体費確保の方法を検討する際の材料としたい考えだが、マンション業界に波紋も広がっている。
きっかけとなったのが、滋賀県野洲市の廃虚マンションだ。所有者の放置が続いたため、市が空き家対策特別措置法に基づき2020年、行政代執行によって解体したが、その費用1億1800万円は全額回収の見込みが立たない。こうしたケ…
残り332文字(全文553文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める