年金機構理事長への民間起用は官邸主導
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日本年金機構の1月1日付人事で、理事長を11年務めた水島藤一郎氏(76)=写真=が退任し、元農林中央金庫代表理事専務の大竹和彦氏(64)が新理事長に就任した。後任は厚生労働省の官僚OBが有力視されたが官邸主導でひっくり返った。
機構は、旧社会保険庁の後継組織として2010年に発足したが、職員による年金個人情報の持ち出しなど数多くの不祥事を起こした。三井住友銀行副頭取を務めるなどした水島氏は、国民年金の…
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週刊エコノミスト
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