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スウェーデンの2月恒例“本のセール” ネット販売主流でも書店ににぎわい 綿貫朋子

大型スーパーに特設されたセール売り場。多くの人々が本を手に取っていた(筆者撮影)
大型スーパーに特設されたセール売り場。多くの人々が本を手に取っていた(筆者撮影)

 スウェーデンでは2月下旬、毎年恒例の本のセール「Bokrea(ブークレア)」が始まった。1カ月ほど全土で開催され、絵本から小説、趣味の本や実用書など幅広いジャンルの書籍が、定価の約2〜6割引き、時にはそれ以上に値下げされて売り出される。

 およそ100年続く伝統的イベントだ。数十年前には、開店時間を深夜や早朝に繰り上げた書店の前に、長い列ができるほどの熱狂ぶりだったという。ネット販売が主流になった近年は、そうした光景は消えたが、それでもテレビや新聞でお薦めが紹介されたり…

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