《東京市場》2025年中盤に日経平均4.8万円も 秋野充成
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日経平均株価が史上初めて4万円の大台を超えた。年初から3月7日高値までの上昇幅は7000円超、率にして約21%。この間の主体別売買動向(現物と先物合計、2月4週まで)を確認すると、外国人投資家が1兆8879億円買い越し、金融機関が2兆9028億円売り越し、個人投資家が1兆1306億円売り越し。外国人主導の上昇相場は明らかだ。
外国人投資家は、日本経済のデフレからインフレへの転換に確信を強めている。インフレ転換は、日本企業の名目利益額を押し上げ、利益率を上昇させる。さらに、インフレ転換が日本企業の行動変革につながると信じている。
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週刊エコノミスト
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