《長期金利》春闘の好結果で先高観強まる 宮嶋貴之
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2月中旬から日本の10年国債利回りは、一時0.6%台を付けたものの、おおむね0.7%台前半で推移した。ただし、2月末からは上昇基調が強まる兆しが出ている。きっかけは、高田創日本銀行審議委員の発言が、タカ派的と債券市場で捉えられたことだ。3月上旬になると、重要経済指標の結果が材料視された。すなわち、3月4日公表の10~12月期の法人企業統計調査で設備投資が急増し、これを受けて11日の国内総…
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週刊エコノミスト
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