《プラチナ》1000ドル超え高値 吉田哲
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米ニューヨークプラチナ先物相場は、4月下旬を起点とした反発が続き、約1年ぶりとなる1トロイオンス=1050ドル近辺に達した。
この1年、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げによる景気減退懸念とドル高に押され、プラチナ相場は935ドルを挟み上下90ドル程度の長期視点の安値水準で推移してきた。今回の反発で、この水準から抜け出してきた。
反発の主な原動力は、FRBの利下げ期待が膨らんでいることや、各種リスクの高まりを受けて、貴金属の主軸銘柄である金(ゴールド)の価格が反発色を強めていることなどだ。
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