国際・政治 ワールドウオッチ

台北地下鉄が日韓含む6言語で車内放送 駅には日韓表示も 林哲平

中国語や英語とともに、日本語や韓国語も加えた案内表示の導入が進んでいる(筆者撮影)
中国語や英語とともに、日本語や韓国語も加えた案内表示の導入が進んでいる(筆者撮影)

 台北地下鉄の全ての駅で、到着駅を告げる車内放送や駅構内の案内表示に日本語や韓国語を加える試みが始まった。台北地下鉄は地元住民だけでなく観光客にとっても重要な足となっており、観光客へのサービス向上のためだという。

 台湾では、公共交通での放送に多様な言語を用いると定めた法律が2000年に制定され、台北地下鉄では中国語や台湾語、客家(はっか)語、英語の4言語による車内放送を実施している。

 日本語や韓国語の車内放送は台北駅など主要な駅に限られていたが、6月末からはこの2言語も全117駅での車内放送に取り入れられた。中国語、英語、日本語、韓国語、台湾語、客家語──の順に到着駅がアナウンスされている。駅構内での駅名や案内の表示も、9月末までに日韓両言語に対応させるという。

残り212文字(全文547文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

7月16日・23日合併号

これから大変! マンション管理&空き家第1部 マンション管理編14 “廃虚寸前”でも居住者が… 立て直しへ最後のチャンス■荒木涼子/佐々木城夛17 インタビュー 戎正晴 弁護士、国土交通省「今後のマンション政策のあり方に関する検討会」委員「廃虚化させないために これからは解体費も確保へ」18 管理不 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事