《ドル・円》円安は日本株高の前提 円の全面安を受け入れる必要 宇野大介
有料記事
トランプ前大統領の暗殺未遂事件をへて、金融市場は同氏が11月の米大統領選に勝利することを念頭においたトレードを始めた。当選すれば、大型減税を恒久化し、対中関税を引き上げることから財政赤字は拡大し、インフレ懸念は高まるが、景気にはプラス。そんな見立てから金利と株価は上昇した。
一方、英仏総選挙では財政再建をほごにすると公約した政党が勝利。財政出動に前向きな点ではトランプ氏に近い…
残り287文字(全文477文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める