《長期金利》先高観弱まる 宮嶋貴之
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7月中旬までの日本の長期金利は、1%を常に超える高水準で推移した。7月30~31日の日銀金融政策決定会合で公表される予定の長期国債買い入れ減額計画の詳細に対する警戒が、長期金利を押し上げた。
ただし、米国の6月分雇用統計や消費者物価指数(CPI)の結果を受けて、米国の長期金利が低下し、為替レートでも円安の進行に歯止めがかかっているため、今後の追加利上げペースの織り込みが後退し、…
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週刊エコノミスト
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