半導体外資の日本進出でインターナショナルスクール相次ぎ開校 課題は教育の“質”
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台湾積体電路製造(TSMC)が熊本に工場を新設し、北海道に製造装置大手の米ラムリサーチやベルギーの研究機関imec(アイメック)が新拠点を計画するなど半導体関連企業・機関の日本進出が相次いでいる。これに伴い来日する従業員の子どもたち向けの教育施設の新設や拡充が急ピッチだ。外国語教育に強いインターナショナルスクール(インター校)がその受け皿になる。
熊本市には、九州ルーテル学院インターナショナルスクール小学部が今年4月開校し、熊本インターナショナルスクール(KIS)が新校舎を昨年夏に完成した。TSMCは第1工場が今年2月に開所し、27年には第2工場が運営開始する予定。来日する従業員・家族が増え、インター校へのニーズはさらに高まる見通しだ。
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週刊エコノミスト
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