小林製薬の“創業家忖度”体質は不変 経営改革に暗雲
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紅麹(こうじ)サプリメント問題を契機に、明治の創業以来初となる非創業家の山根聡新社長が就任した小林製薬だが、その経営改革の先行きについて懐疑的な関係者の声は多い。
2024年の上半期決算発表に合わせ4カ月ぶりに開いた8月8日の会見で、山根社長は同族企業特有の空気を打破する「同質性の排除」という言葉で決意表明する一方で、会長を辞任し特別顧問に就いた小林一雅氏の月額報酬200万円が「(一雅氏本人から)金額提示を受け…
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週刊エコノミスト
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