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週刊エコノミスト Online 深層真相

厚労省「医務技監」ポスト巡り同期の女性2人

 霞が関でも女性の幹部登用が相次ぐ中、厚生労働省では「医務技監」ポストを巡って、大坪寛子健康・生活衛生局長=写真=と、森光敬子・医政局長の女性2人が激しいつばぜり合いを繰り広げている。

 2017年に新設された医務技監のポストは、医師免許を持つ「医系技官」が就ける事務次官級の最高ポスト。現在は迫井正深氏が務める。感染症対策が引き続きの課題になる中、その役割は年々増している。

 大坪氏は東京慈恵会医大を1992年に卒業し、勤務医などを経て08年に厚労省に入省。新型コロナ対応などで手腕を発揮し、短期間で出世した。安倍・菅政権当時に首相補佐官を務めた和泉洋人氏との「不倫」が、週刊誌で報じられたことが記憶に残る。

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