《長期金利》短期的には先高観強まらず 宮嶋貴之
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8月中旬から9月中旬まで、日本の長期金利は1%を下回る水準で推移した。ただし、米国の長期金利が低下傾向で推移した一方、日本の長期金利の下値は相応に堅く、0.8%を割らなかった。要因は、日銀のタカ派的姿勢が維持されていることだ。8月中旬以降に実施された氷見野良三副総裁や高田創審議委員など日銀政策委員会委員からの発言を聞く限り、政策金利を中立水準まで引き上げるべきとの基本姿勢は不変にみえ…
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週刊エコノミスト
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