《ドル・円》米国の真の中立金利 宇野大介
有料記事
米連邦準備制度理事会(FRB)は四半期ごとに長期的な成長率=潜在成長率、基調的インフレ率、中立金利を示す。9月の発表では各々1.8%、2.0%、2.9%だが、市場参加者はこの中立金利に至るまで、あと8回程度の利下げを行うとFRBの受け売りで判断してきた。その織り込みのお陰でFRBは長期金利を低く抑え込めており、金融引き締め時でさえ経済の足を引っ張らずに2大責務の一つ、物価安定…
残り285文字(全文475文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める