新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

国際・政治 深層真相

“石破ショック”で上がった“脱アベノミクス”のハードル

 来夏には参院選も控える中、衆院選惨敗後の石破政権の経済政策に早くも注目が集まっている。

 衆院選に先立つ総裁選では、富裕層に対する金融所得課税の強化と法人税の引き上げに言及し、就任直後に「石破ショック」を引き起こした。応能負担の原則を掲げ、株式売却益など金融所得への課税強化や法人税と所得税の引き上げ余地を挙げていたからだ。

 しかし、石破首相は10月の衆院代表質問で、金融所得課税の強化に関し「現時点で具体的に検討することは考えていない」と明言。法人税改革も「与党税制調査会で賃上げと投資がけん引する成長型経済を実現するために何が効果的かとの観点を踏まえ議論する」と強調、主張を早くも一変させた。

残り244文字(全文542文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

11月26日号

データセンター、半導体、脱炭素 電力インフラ大投資18 ルポ “データセンター銀座”千葉・印西 「発熱し続ける巨大な箱」林立■中西拓司21 インタビュー 江崎浩 東京大学大学院情報理工学系研究科教授、日本データセンター協会副理事長 データセンターの電源確保「北海道、九州への分散のため地産地消の再エネ [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事