米大統領に返り咲くトランプ氏や存在感を高める国民民主党が好影響を与える企業がある。

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　株式市場の参加者が日米の選挙結果を受けて強い反応を見せる出来事が相次いだ。9月の自民党総裁選、10月の衆院選、11月の米大統領選だ。いずれも日米の株価にネガティブな反応は目立たず、市場参加者は2025年相場に期待を持っている。

　25年1月に大統領に就任するトランプ氏は減税と規制緩和を強く訴えて米経済を強化し、大国としての地位を揺るぎなくする「米国第一主義」を掲げる。大統領選と同日に投開票した連邦議会選挙では、共和党が上下両院とも議席の過半数を得た。トランプ政権の議会運営はスムーズに進むと予想できる。