国策ファウンドリーのラピダスに元経産次官 10兆円規模の政府支援のパイプ役?
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次世代半導体の量産を目指すラピダスに、前首相秘書官の嶋田隆氏(元経済産業事務次官)が特別参与として10月に就任した。無報酬だという。現在の同社は必要資金の大半を政府に頼る「国策会社」。嶋田氏は今後、政府との調整役を担うとみられる。
2027年に2ナノメートルの微細加工技術を用いた最先端半導体の量産を目指す同社に政府は9200億円の支援を決める一方、トヨタ自動車やソニーグループなど民間企業による出資額は73億円にとどまる。同社は25年中に民間からの1000億円程度の追加…
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週刊エコノミスト
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