経済・企業 深層真相

経営統合のホンダと日産 日産は協議開始で強く動揺

共同記者会見に臨む(奥左から)日産自動車の内田誠社長、ホンダの三部敏宏社長、三菱自動車の加藤隆雄社長(2024年12月23日)
共同記者会見に臨む(奥左から)日産自動車の内田誠社長、ホンダの三部敏宏社長、三菱自動車の加藤隆雄社長(2024年12月23日)

 ホンダと日産自動車が2024年12月23日に開いた記者会見。経営統合に向けた協議開始の合意を受けての場で、統合すれば売上高30兆円超、四輪車の世界販売台数750万台規模と世界3位のグループになるが、華々しさや高揚感とは程遠い雰囲気だった。

 日産の業績が急速に悪化する中、一気に進んだ統合交渉。ホンダの三部敏宏社長と日産の内田誠社長は「未来志向」を強調するが、三部社長が「日産のどこにほれたか」と尋ね…

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