国際・政治 ワールドウオッチ

スリランカが5年ぶりに自動車・バイクの輸入解禁 大井裕貴

BYDが開催した「コロンボモーターショー」(2024年12月) (筆者撮影)
BYDが開催した「コロンボモーターショー」(2024年12月) (筆者撮影)

 スリランカでは2025年に、自家用の自動車・バイクの輸入が約5年ぶりに再開される見込みだ。コロナ禍の20年3月から外貨不足により、一部の例外を除き自動車・バイクの輸入を禁止していた。

 輸入解禁の背景には外貨準備高の回復がある。スリランカは22年に対外債務不履行に陥り、経済危機に直面したが、国際通貨基金(IMF)の金融支援や海外からの郷里送金の拡大、観光業の回復などにより、外貨準備高は23年末以降…

残り361文字(全文561文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

1月14日・21日合併号

中国・動乱前夜16 学生20万人が深夜サイクリング 指導部が警戒する「動乱」の兆し■安藤大介19 インタビュー 柯隆 東京財団政策研究所主席研究員 米中対立は激化必至 習政権に解見つからず20 経済成長 GDP押し下げるトランプ関税 長引く不動産不況に追い打ち ■三浦 祐介22 消費不振長期化 不動 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事