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英国の紅茶は今や96%がティーバッグ 酒井元実

カフェの紅茶もティーバッグでの提供が主流(ロンドンのカフェで) (筆者撮影)
カフェの紅茶もティーバッグでの提供が主流(ロンドンのカフェで) (筆者撮影)

 イギリスは、世界的に知られる「アフタヌーンティー」や「ティータイム」の習慣から、「紅茶の国」としての伝統を持つ。しかし近年、スーパーの棚ではティーバッグが主流となり、リーフティーの取り扱いは急速に減少している。

 統計によると、この傾向は明らかだ。イギリスで消費される紅茶の約96%がティーバッグであり、リーフティーはわずか4%にとどまる。

 ティーバッグにはおいしさを追求するため新しい工夫を凝らした…

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