インド 鉄道事故減少でも脱線事故には課題=香野賢一
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インド鉄道省は、2017年度(17年4月~18年3月)の鉄道事故合計件数は73件で、16年度の104件から大きく減少し、過去50年間で最も事故件数を少なく抑えることができたと発表した。
鉄道省は17年度中に4405キロの老朽化した既設線路を更新したことが事故件数の減少につながった主な要因としている。一方、今年に入り、列車の脱線事故件数は再び増えている。鉄道省のデータによると、昨年4月から8月9日までの脱線事故件数は20件だったのに対し、今…
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週刊エコノミスト
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