N.Y. 車椅子で入れない店に慰謝料の男が歩けた=橋本孝
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車椅子での入店に際し設備が不備だった飲食店などに対して、慰謝料を請求したニューヨーク市クイーンズ区に住む24歳の男が、自力で歩いていたことが分かった。既に和解金を支払った店もあり、男が車椅子なしでも生活できることが証明されれば、詐欺事件に発展する可能性がある。
『ニューヨーク・ポスト』紙によると、男は今年に入り同市マンハッタンの約50店に「車椅子で店に入れなかった」として5万ドル(約550万円)ずつ要求。応じなければ出入り口のスロープ設置などを義務づける「障害者アクセス法」違反で500万ドル(…
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週刊エコノミスト
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