週刊エコノミスト Onlineワールドウオッチ

N.Y. 爆発でアスベスト飛散 完全復旧見通し立たず=冷泉彰彦

     マンホールから上がる白い煙──ニューヨークの象徴とも言える全市へ供給する暖房サービスシステムの蒸気だ。1882年に始まったこのシステムは、近年は蒸気エネルギーを利用した冷房でも活用されている。このシステムで7月19日、爆発事故が発生し、大量の蒸気と共に、蒸気を供給する配管に使われていたアスベストが飛散した。

     事故が起きたのは、同市マンハッタン5番街。爆発した配管は1900年代初めから使われていたとみられる。暖房システムでは配管の保温が必要とされたため、開設当初から配管にアスベストを使用。その後アスベストの発がん性が指摘され、1980年代以降は禁止されるようになったが、交換されることなく使われ続けていたという。

    残り266文字(全文575文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    11月3日号

    コロナ株高の崩壊14 金利上昇で沈むハイテク株 11月にダウ5000ドル暴落も ■神崎 修一17 リスク1 米バブル 下落局面への転換点 ■菊池 真19 リスク2 GAFA 米IT潰し ソフトバンクも試練 ■荒武 秀至20 米大統領選 勝敗予想 バイデンの「雪崩的勝利」も ■中岡 望23 失業率が示 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事

    ザ・マーケット