教養・歴史ワイドインタビュー問答有用

ナガサキから、世界へ=高田明 V・ファーレン長崎社長 問答有用/711

高田明 V・ファーレン長崎社長(撮影=武市公孝)
高田明 V・ファーレン長崎社長(撮影=武市公孝)

昨春、J2リーグで経営危機に陥ったV・ファーレン長崎の社長に就任するや、業績をV字回復させ、初のJ1昇格も達成。ジャパネット由来の辣腕を振るった高田氏だが、J1ピッチでは苦戦が続く。古希を前にサッカー界へ転進し、新たに夢見るものは。

(聞き手=山崎博史・ジャーナリスト)

「平和の発信。それがミッションです」

「ビジネスもサッカーもお客さんに喜んでもらうため。そこは同じなんです」

── V・ファーレン長崎は現在18位と最下位(第25節)ですが。

高田 あまり意識していません。負け惜しみでなく、皆一生懸命に頑張った結果だと思いますので、今の状況は受け入れています。後を振り返って嘆くより、残り9試合でどう立て直して頑張るかを考えています。信じて動けば昨年のような奇跡が起きると思っています。

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