インド 揺れる家具業界 巨大市場にイケア参入=成岡薫子
有料記事
2兆円規模といわれるインドの家具市場が揺れている。
スウェーデンの家具量販店・イケアが今年8月、南部ハイデラバードに1号店を開業。地場企業の多くはイケアの動きを静観する姿勢だが、脅威に新たな戦略を掲げる企業も出現。“黒船の到来”は、業界に一定の影響を与えそうだ。
イケアは中間層をターゲットに、2025年までに1050億ルピー(約1650億円)を投じて25店以上を開業すると発表。得意とする郊外の大型店だけでなく市街地に小型店を展開し、来年にはオンライン販売も開始する。向…
残り357文字(全文594文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める