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上海 「万引き家族」が好評 日本のドラマも進出=張潔菁

 今年の第71回カンヌ国際映画祭で最高賞(パルムドール)を受賞した是枝裕和監督の「万引き家族」は、8月から中国大陸で公開が始まった。同作品は6月の上海国際映画祭で大人気を博し、発売初日に数千枚のチケットがわずか30秒で完売した。今回の上映も好評で、既に9600万元(約15億円)以上の興行収入を上げ、2017年の「銀魂(ぎんたま)」実写版を超えて、中国で上映された日本実写映画の興行収入記録を更新した。

 日本は映画のほか、テレビドラマも積極的に中国マーケットに進出しようとしている。フジテレビはアリババ集団系のネット動画配信事業者「優酷」と提携することを7月27日に発表し、フジテレビのテレビドラマ約500本がネット動画アプリで配信されることになった。

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