マンション建て替え、成功の極意
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「建て替え」成功の秘密 住人の意思と好立地 構想から実現まで25年=編集部
東京都多摩市にある住宅・都市整備公団(現・都市再生機構〈UR都市機構〉)の大規模団地「諏訪2丁目住宅」。1971年に建てられた全640戸の団地だったが、2013年10月に1249戸のマンション「Brillia多摩ニュータウン」に生まれ変わった。
多くの困難が伴う郊外型団地の建て替えを実現できた原動力について、開発を担った東京建物プロジェクト開発部再開発・建替グループの長井芳行グループリーダーは「建て替えを実現するために住人がまとまって合意形成ができたことと、多摩市や東京都、国の協力により容積率や高さの規制が緩和されることで事業性を確保できたこと」を指摘する。
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週刊エコノミスト
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