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N.Y. 慢性遅延の路線バス AIで運行技術開発へ=冷泉彰彦

     ニューヨーク市のマンハッタン島内での移動は、南北が地下鉄、東西はバスが主役だ。いずれも運行するのはニューヨーク交通公社(MTA)だ。ただバスは大動脈にもかかわらず、利用者数は年2・1%のペースで減少を続けている。

     バス離れの要因で最も大きいのは慢性的な渋滞による遅延だ。MTAが7月に公表した調査では、島内を東西に貫く42丁目大通りを運行する幹線「M42」線は、平均時速が5・1キロで、人が普通に歩く速度と大きく変わらなかった。

     さらに遅延悪化の懸念材料がある。2019年には8番街を起点とする地下鉄L線が工事で全面運休するため、代替バスが投入されるからだ。市内では更なる遅延が懸念されており、悪化が予想される地区の不動産価格にも影響が出ているほどだ。

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