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台湾 未知のものから食す本庶氏の好奇心話題=田中淳

     日本の本庶佑(ほんじょたすく)氏と米国のジェームズ・アリソン氏がノーベル医学生理学賞を受賞するとの知らせは、台湾で驚きとともに報じられた。2人は2014年、台湾の「唐奨(タン・プライズ)」を共同受賞していたからだ。

     唐奨は台湾の最高学術機関・中央研究院(国立アカデミー)が2年に1回、バイオ医薬や中国学などの4分野で世界的な権威を顕彰する賞。台湾政府は「本庶氏とアリソン氏を4年前に顕彰した唐奨の権威が、2人のノーベル賞受賞で大いに高められた」と喜びを隠さない。

     台湾の日刊紙『聯合報』は、台湾での免疫療法の権威で、同じアジアの免疫ゲノム専門医として本庶氏と交流を深める張文震氏のエピソードを紹介している。張氏と本庶氏は海外の学会に出席した際、ホテルでビュッフェの朝食を取ることにした。だが張氏が席に戻ったものの、本庶氏が現れない。探しに行くと、本庶氏は何やら細長い棒のようなものをトングでつまみながら思案していた。

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