N.Y. ヤンキース本拠地駐車場 利用低迷で市は収入不足=冷泉彰彦
有料記事
米大リーグのニューヨーク・ヤンキースの本拠地「ヤンキースタジアム」(ニューヨーク市ブロンクス区)は米国を代表する球場で同市の観光名所だ。現在のスタジアムは2009年に開業した2代目で、周辺一帯はショッピングセンターや、旧球場跡を少年野球場にした公園などに再開発され、今年ようやく完工した。
ワールドウォッチ
再開発では、観客の増加を予想した球団が駐車場を要望し、市などによる第三セクターが9100台収容の立体駐車場も整備。総工費3億3900万ドル(約383億円)のうち、ニューヨーク州と市が1億200万ドル(約115億円)を補助し、残りの2億3700万ドル(約268億円)は事実上の公債とした。ちなみにヤンキース球団は三セクに出資していない。
残り390文字(全文711文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める