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英国 ファストフード店 過去最多で肥満化懸念=酒井元実

個人商店型が多い英国のファストフード店に逆風か
個人商店型が多い英国のファストフード店に逆風か

 英国各都市の市街地にあるファストフード店の店舗数が過去最多の水準に伸びている。英政府統計局(ONS)の調査報告を基にした英BBC放送の報道によると、英国のファストフード店は2010年から今年までの9年間で34%増え、人口10万人当たりの店舗数は10年の47から、18年には61となっている。

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 ファストフード店は世界的に見ると、大手チェーンがフランチャイズを広げる傾向が強いが、英国では必ずしもそうではない。持ち帰り専門のテイクアウェイ店が多く、しかも夫婦で切り盛りする店舗が目立つ。英国の国民食・フィッシュアンドチップスのほか、中華料理やイスラム教徒向け「ハラール」のチキンやケバブなどを扱う店など幅広い。日常の食事ほぼ全てをファストフード店に頼る人も少なくない。

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