週刊エコノミスト Onlineワールドウオッチ

インド 貧困など社会課題解決 「インパクト投資」拡大=篠原悠子

農業などへの投資が活発
農業などへの投資が活発

 インドの「インパクト投資」市場が拡大している。インパクト投資とは、経済的な利益を追求すると同時に、貧困や医療、教育等の社会的課題の解決が目的の投資だ。例えば、医療サービスの提供が不十分な農村部でIT(情報技術)を活用した低価格な医療サービスを提供したり酪農業製品の質の向上への投資などがある。インドでは、公共サービスを補完・代替する存在として社会的企業やNGOの活動が活発に行われ、インドはインパクト投資の「実証基盤」とも言われる。

残り506文字(全文723文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

3月19日・26日合併号

株価4万円突破! 勝つ投資16 新NISAで歴史的高値到来 時間を味方にしっかり分散■編集部19 インタビュー 代田秀雄 三菱UFJアセットマネジメント常務 アクティブ偏重に疑問 低コストにこだわり19 使わなきゃ損! 投資非課税の新NISA 無期限化と枠拡大&復活■編集部20 新NISA 日本株、 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事