ブラジル 新年から新政権が発足 国民の期待集まる=辻本希世
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10月28日、ブラジル大統領選挙の決選投票が行われ、社会自由党(PSL)所属のジャイール・ボウソナロ氏が当選。ボウソナロ氏の得票率は55%で、労働者党(PT)所属のフェルナンド・アダジ氏(45%)を引き離して勝利した。
ワールドウォッチ
ボウソナロ氏はブラジル陸軍出身。反汚職や国内治安維持強化を強く訴える一方、経済や産業、通商政策については、民営化推進や市場開放・貿易の円滑化を掲げている。2014年以降、ブラジル内の景気は低迷し失業者が増加する一方、政界では汚職による逮捕者が出るなど国内政治も混乱。国民は既存政治からの脱却を訴え…
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週刊エコノミスト
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