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週刊エコノミスト Online 挑戦者2018

山本徹 フーディソン社長 IT活用で季節ごとに多様な魚を

山本徹 フーディソン社長(撮影=武市公孝)
山本徹 フーディソン社長(撮影=武市公孝)

 市場に出向かなくても、スマホやパソコンで手軽に鮮魚の仕入れができる飲食店向けのサービス「魚ポチ」を展開する。ITを活用し、水産物流通の効率化を目指す。

(聞き手=藤枝克治・本誌編集長/構成=岡田英・編集部)

 全国の漁協や卸業者から鮮魚の出荷データを集め、魚ポチのサイトに一括して掲載しています。登録した飲食店は、サイトで魚を選んで1尾から注文でき、翌日には届く仕組みです。飲食店の登録数は1万1000店を超えました。特に豊洲市場への移転後、以前の3倍近いペースで増えています。

 扱っている水産物は1800種類以上。市場に届いた魚を飲食店の注文に応じて買い付けて梱包(こんぽう)・出荷するだけでなく、各地の漁協から直接仕入れる産地直送に力を入れています。市場より安い、配送時間が短くて鮮度が良い、出回っていない魚が買えるなど、市場と差が付く商品をそろえています。

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