米金利 底堅い成長で利上げ4回=鵜飼博史
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米連邦準備制度理事会(FRB)の2019年の利上げを、当社は4回と予想する。経済成長がまだ底堅く、失業率も低下するとみているためだ。
米国の経済成長率は今後減速するとはいえ、18年第4四半期は前年比3.1%、19年第4四半期も1.9%を維持する一方、潜在成長率は生産性の回復が鈍く1.4%と低いため、需給ギャップが引き締まると見込む。
この成長率見通しは、雇用市場を引き締めて賃金を上昇させるには十分だ。FRBがインフレ指標として重視するコア個人消費支出(PCE)物価指数は、19年末までに目標の2%を超える2.3%まで上がると予想する。
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週刊エコノミスト
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