NYダウ 景気悲観論は時期尚早=武者陵司
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2018年は人工知能(AI)を使った投資が活発になった。これを原因とした株価の調整を「テクニカル調整」と呼んでいるが、19年に向けた跳躍台とみている。株安による過剰な楽観の修正、原油安や金利の低下は景気拡大をさらに延命させる。
足元では景気悲観論が渦巻いているが時期尚早だ。長期にわたる株価上昇と戦後最長となる景気拡大を終わらせるほど、大きな要因となり得るのは、米中貿易戦争と米国の金融引き締めだ。だが米中貿易戦争が世界リセッションの引き金を引く可能…
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週刊エコノミスト
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