話題の本 『アナログの逆襲』『無人化と労働の未来』『平成政権史』『文系と理系はなぜ分かれたのか』
有料記事
『アナログの逆襲』 デイビッド・サックス著 インターシフト 2100円
例えばアナログレコード。モレスキンのような紙の手帳。フィルム。ボードゲームやカードゲーム。これらアナログなモノや発想が、世界各地で再び注目されるようになっているという。本書の著者が強調するのは、それらが「身体的」であるという点だ。モノとしての存在感に加え、身体を通じた他者とのコミュニケーションに魅力を覚える新世代も現れている。そして今、デジタル業界ほどアナログを重視するという逆説的な現象が現れている。(K)
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