焦点・ドル トランプ流「米国第一」が招くマネー還流=武田紀久子
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「米国の独り勝ち」と言われた2018年の世界経済や金融市場の背景を、資本フローの観点から見てみると、米国への大規模な資本還流が挙げられる。これがさまざまな経路で米国の経済活動や株式市況などに好影響を与えると同時に、年間を通じてドル高を支える背景となった模様だ。今のところ資本還流に、明確な打ち止め感は出ておらず、19年もしばらくはドル相場を下支えする可能性が高い。
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週刊エコノミスト
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