ロシア 信長の生涯を描く舞台 国内3都市で公演=大前仁
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日本舞踊家の藤間蘭黄さんがこの冬、ロシアの舞台に立ち、本場のクラシックバレエとのコラボレーション公演に挑んでいる。演目名は「信長─SAMURAI─」。配下の明智光秀や豊臣秀吉との愛憎交えた関係を軸に、織田信長の生涯を描いた作品だ。この演目は2015年秋に国立劇場で初演が催されて、和楽器が奏でられる中、日本舞踊とバレエが競い合う光景が観客を魅了。藤間さんは芸術選奨に輝いている。
今回は舞台をロシアに移し、第2の都市サンクトペテルブルクを皮切りに、国内3都市を回った。キャストは初演から変わらず、豪華けんらんだ。マリインスキー劇場(サンクトペテルブルク)の花形ダンサーだったファルフ・ルジマトフさんが、主役の信長に就く。
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週刊エコノミスト
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