ジンバブエ 独裁者退場後も続くインフレ、物不足=小泉大士
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南アフリカの飲食店では多くのジンバブエ人が働いている。深刻な経済危機の中で職を求めて隣国に逃れてきた人々だ。2017年11月に事実上のクーデターでムガベ前大統領が失脚して以来、彼らは母国の状況に一喜一憂してきた。
そのジンバブエで1月12日、ガソリン価格を150%超引き上げて1リットル当たり3・31ドル(約364円)にすると発表された。大幅値上げは市民生活を直撃し、労働組合は14日からゼネストを呼びかけた。首都ハラレや第2の都市ブラワヨでは抗議行動が起き、当…
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週刊エコノミスト
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