週刊エコノミスト Online エシカル・ファッションの衝撃
アパレル業界で広がるSDGs=高村美緒
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国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」を経営課題に掲げるアパレル企業が増加している。SDGsとは加盟193カ国が賛同した開発目標で、17の目標と169の達成基準で構成される(表)。ホームページやCSR(企業の社会的責任)資料などにSDGsのアイコンを使って関連する取り組みを記載する企業が増えている。
アパレル企業の中でもとりわけ上場企業はSDGsに関連した情報開示に積極的だ。スポーツアパレルメーカーのゴールドウィンはホームページでSDGsを軸に自社のCSRを解説し、障害者スポーツのサポートやリサイクル、商品の修理対応などの取り組みを紹介。「ユニクロ」を展開する世界3位のアパレル企業のファーストリテイリングは、トレーサビリティー(製造から流通までの情報の明確化)の追求や持続可能な商品づくり、店…
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