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英国 ヴァージン航空、買収で国内線再参入へ=酒井元実

ヴァージン機が英国内の空を再び舞う日は近そうだ
ヴァージン機が英国内の空を再び舞う日は近そうだ

 英国のヴァージン・アトランティック航空が、近く国内線に再参入することになりそうだ。同社は1984年6月、ロンドン─ニューヨーク間の就航を皮切りに35年余りにわたり、長距離国際線をメインに運航。英国国内線は13年にロンドン─スコットランド間を開設したが、事業再編により15年9月に撤退した。89年から運航していたロンドン─成田線も同年2月に惜しまれながら運航休止した。

 国内線再参入は、同国南西部エクセター国際空港を拠点とする地域航空会社フライビーの買収に伴う。同社は国内線シェアトップだったが、原油価格高騰などにより業績が急速に悪化。ヴァージンが他の国内企業とコンソーシアム(連合体)を組んで救済に乗り出し、220万ポンド(3億1450万円)で買収した。

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