インド 中国EV進出加速 二輪・三輪車に商機=中島政之
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中国の電気自動車(EV)関連メーカーのインド進出が加速している。特に、電動二輪・三輪車を重点分野と位置付け、地場企業との提携を通じた販路拡大のほか、現地に工場を設置する動きも出ている。
インドでは2017年、政府が「30年までにEVに完全移行」との目標を打ち出したが、その後は政策に不透明感が漂っている。充電施設などのインフラ不足も指摘されており、世界的なメーカーはEV投入を見合わせている。
かたやEVに比べて価格が安い電動二輪・三輪車は、地場企業の間で開発が活発化。特に「オートリキシャ」と呼ばれ、タクシーなどとして使われる三輪車には、急速に電動化の波が押し寄せている。
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週刊エコノミスト
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