新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

週刊エコノミスト Online ワールドウオッチ

フィリピン マニラ湾で水質改善事業 大腸菌333倍で=大堀真貴子

 不法な汚水の垂れ流しなどにより環境汚染が長年問題となっているフィリピンのマニラ湾で2019年1月27日、水質改善を図る事業が本格的に始まった。環境天然資源省傘下のラグナ湖開発庁は、排水処理設備を整備していない周辺施設に閉鎖命令を下し、1日当たり最大20万ペソ(約42万円)の罰金を科すとしている。違反通告を受けた事業者は3~4カ月以内に規定に準じた設備を導入しなければならない決まりだ。

 この事業は昨年、半年間閉鎖したリゾート地ボラカイ島(アクラン州)に続く措置で、政府は470億ペソの予算を投じる。

残り366文字(全文617文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事