ナイジェリア ベナン移民が支える日系駐在員の胃袋=山村千晴
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ナイジェリアの最大都市・ラゴスは西アフリカのビジネス・文化の中心で、外国から仕事を求めて多くの移民が集まる。国連統計によると、西隣のベナンからの移民が最も多く、ガーナ、マリ、トーゴと近隣諸国が続く。これらの国は西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)に加盟している。加盟国間ではビザなし渡航が可能であることも、これらの国からの移民が多い一因だ。
移民の中には「外国料理」という特殊技能を武器に、海外駐在員の下で働く料理人がいる。ラゴスの日系企業駐在員の家でも日本料理を身につけた料理人が働き、中でもベナン人の存在が目立つ。
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週刊エコノミスト
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