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徹底比較1 QRコード決済 ペイペイが一気に認知度向上=鈴木淳也

ペイペイのQRコードを示すタクシーの運転手=松山市
ペイペイのQRコードを示すタクシーの運転手=松山市

 QRコードやバーコードによる決済(以下、コード決済)のサービスが盛り上がりを見せている。

 このうち、QRコード決済を取り巻く事情は2018年に大きく変化した。年初時点でLINE、オリガミ、楽天の3社のサービスが始まってはいたが「知る人ぞ知る」の領域を出ていなかった。LINEペイの長福久弘COO(最高執行責任者)は「18年初頭は、加盟店開拓のために小売店に営業に行っても、(中国でのアリペイやウィーチャットペイの盛り上がりを見て)インバウンド担当がようやく相手をしてくれる程度だった。しかし、その後、逆に先方から『話を詳しく聞きたい』と連絡してくるほど興味を持ってもらえた」と話す。

 知名度と認識の変化が1年とたたずに起きたことがうかがえる。コード決済認知の決め手となったのは、ペイペイのサービス開始だ(18年10月)。12月に実施した大規模還元の「100億円キャンペーン」は、クレジットカードの不正使用や想定外の早期終了などいろいろな意味で世間を騒がせたが、その認知効果は大きく、「明らかに潮目が変化した」と複数の関係者は語る。

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