続々参入のホンネ 決済データを自社事業へ還元=田中大輔
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クレジットカード、デビットカード、電子マネーなど、さまざまなキャッシュレス決済が提供されている中、最近はスマートフォンを用いたモバイル決済への参入が増えている。中でも、店頭で本人確認と決済のためにQRコードを提示する「QRコード決済」では、新サービスが続々と登場している。
QRコード決済へ参入しているプレーヤーは、ベンチャー系、ネット系、銀行系の3陣営が中心だ(図)。ベンチャー系では、早くから参入していたオリガミが代表格である。ネット系では、楽天やLINEをはじめ、ペイペイを設立したソフトバンクや、NTTドコモという通信事業者もサービスを提供している。KDDIも今後、サービスを開始する予定だ。
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週刊エコノミスト
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