ソニーがゲーム子会社改革 外国人社長で巨額M&Aも
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ソニーは2月12日、ゲーム子会社のソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のジム・ライアン副社長を社長に昇格させ、小寺剛社長(ソニー常務)を副社長とする人事を発表した。2日発表された2018年第3四半期決算でソニーのゲーム事業は前年比増収となったが家庭用ゲーム機「プレイステーション4」などハードが失速し123億円の減益。これを嫌気しソニーの株価も急落した。「トップ入れ替えは小寺氏に対する懲罰人事に見える」(業界関係者)。
一方、新社長に抜てきされたライアン氏は1994年にSIEヨーロッパに入社し、世界100カ国・地域以上でプレイステーション事業を統括してきた“豪腕”。ライアン氏の起用でソニーが「人気ソフトを持つゲーム会社のM&A(合併・買収)に乗り出すのではないか」(ITアナリスト)との見方が出ている。
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週刊エコノミスト
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